緊張による脇汗とは?その原因〜対処方法まで解説【美容カウンセラーが教える】

緊張による脇汗とは?その原因〜対処方法まで解説【美容カウンセラーが教える】

美容カウンセラー:クリム先生が緊張による脇汗とは?その原因〜対処方法まで解説します

美容カウンセラー:クリム

8年間、エステティシャンとしてトータル美容を学び、化粧品検定1級を取得。

@コスメビューティスペシャリストとしておすすめコスメやスキンケア、お手入れの方法を発信中。

現在は、コスメコンシェルジュとして多くの媒体で美容記事を執筆しています。美肌ケア、エイジングケア、ボディケアなど、女性の美容に関するお悩み解決のお手伝いをさせていただきます。

【もしかして匂ってる?】緊張による脇汗に悩んでいる方へ

仕事のプレゼンで前に出たら「脇汗がすごくて集中できなかった…」。

結婚式でスピーチをしたとき「脇から汗が流れて、さらに緊張してうまくしゃべれなかった」。初デートで緊張して…など、緊張したときや、人前でしゃべるときに脇汗が出て困った経験はありませんか?

誰でも、一度や二度は経験がある脇汗。人それぞれ個人差はあるものの、お悩みの方も多いと思います。また、人よりも脇汗をかきやすいとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。特に、脇汗の匂いなどは気になってしまうものですよね。

この記事では執筆者、美容カウンセラー:クリム(という名前で活動をしています)が脇汗の対処法、どんなものを使ったら快適に過ごせるかなど解説いたします。悩める方の参考になればさいわいです。

脇汗の主な原因をチェック!緊張することと脇汗は関係ある?

汗は通常、温度が暑いと体温を一定に保つために出てくるものです。 ですが、ご存知の通り、ストレスを感じたり緊張したりすることでも、汗の量は増加する場合があります。暑くないのに汗が出る原因は、どのようなものなのでしょうか。匂いの元となる汗の原因をチェックしていきましょう。 汗が出る主な3つの原因について 汗の出る原因は、大きく分けて3つあります。

1. 温感性発汗

人は暑いと汗が出ますが、脇は汗腺が多い場所なので他の部位よりも汗の量は多いものです。 もちろん、汗が出ることは生きていく上で必要不可欠なもので、一定の体温を維持するため汗を出すことで熱を放出しています。運動をしたり体を動かしたときに暑くなるのは、体温を下げるために発汗するからです。気づかない間も発汗はされており、寝ている間も、コップ1~2杯もの汗が出ていると言われています。暑ければ薄着になる、エアコンをかけるなど外的環境を工夫し、調整することが必要です。

2. 精神性発汗

緊張したときや人前に出たときに出る汗や、何か失敗をしたときに出る「冷や汗」は精神性発汗と言われています。 汗が出ると気になってしまい、さらに汗が出て止まらない…という悪循環に陥りやすいものです。もともと脇には汗腺が多く、発汗しやすい場所に加え、緊張により発汗してしまうと通常の何倍もの汗が出てしまうこともあります。季節に関係なく、また外的要因ではなくメンタルによって左右されるのが精神的発汗です。

3. 味覚性発汗

辛いものを食べたときに発汗するのが、味覚性発汗です。辛さによる刺激を体温が上がったと脳が感じるため、体を冷やそうと汗が出るのです。主に頭皮や顔、上半身に汗が出やすいのが特徴です。激辛のものを食べると、実際は熱くはないけど汗が出るのは、このためです。 【参照元:同友会グループ 汗っかきに潜む怖い病気】 汗を分泌する汗腺にはどのようなものがあるのか 汗を分泌する汗腺には2種類あります。

1. エクリン腺

エクリン腺とは独立した汗腺で唇や爪以外の全身にあり、ほぼ99%が水分なので無臭の汗で、さらっとしています。暑かったり、運動したときに体が熱くなり、体温を下げるために全身から汗を分泌します。あとでべたつきを感じない気持ちの良い汗で、温感性発汗や味覚性発汗は主にエクリン腺から出る汗です。

2. アポクリン腺

アポクリン腺とは毛包と一緒になっている汗腺で、脇や陰部などの一部の部分にしかない汗腺です。アンモニアや皮脂、尿素と混ざり合いにおいの原因となる汗が出るのです。 温感性発汗はエクリン腺から汗が出るのに対し、精神性発汗はアポクリン腺から汗が分泌されるため、発汗だけでなくにおいの悩みにも関わってきます。アポクリン腺から出る汗は、ねばっとしているのが特徴です。緊張したときに出る汗はぬるっとしていて、においを発するため非常に不快感を覚える方も多いでしょう。

脇汗は自律神経によっても左右される

自律神経が乱れると体に不調を感じたり、不安が強くなったりと心身ともに影響が出てきます。よく耳にする自律神経とは一体どのようなものなのでしょうか。

・交感神経

起きているとき活発になるのが交感神経です。心拍数が上がり、体も心も活動的にになります。緊張しているときに働く神経も交感神経で、普段慣れていないことをしたり、人前に出たりしてドキドキするのは交換神経が高まるからです。交感神経が働いている日中はテキパキと動きやすく、活動的になります。

・副交感神経

リラックスしている状態や寝ているときに働くのが副交感神経系です。心拍数も落ち着き、ゆったりとした心の状態でストレスも感じにくいという特徴があります。お風呂に入っているときや休日ゆっくりと過ごす日も、副交感神経が働いています。 「自律神経の乱れ」とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることを言います。2つの神経の切り替えがうまくいかないと、緊張感が高まり多汗になったり、夜眠れなくなったりなどの不調を感じます。どちらもバランスよく保つことで、自律神経を整えることができるのです。 脇汗にはメンタルが大きく関係しており、個人差はありますが、緊張することにより、多汗になることがわかっています。脇は汗腺が多い場所なので、緊張すると大量に出やすい部分なのです。他人から「気の持ちようでどうにかなるでしょ?」と言われたとしても、実際は自分でコントロールするのが難しいのが現状です。

【美容カウンセラーが教える】脇汗の主な対処方法について

いつも気にしなくてはならない脇汗はとても困りものですが、ちゃんと対処法もあります。もちろん効果は個人差がありますが、まずは気軽に試せる方法を見つけてみませんか? 美容カウンセラーが、お客様のお悩みに答える経験もふまえて、快適に過ごせるためのアイテムや方法をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

まずは気軽に服装でカバーしてみよう

ぴったりとした服だと脇に密着して汗を吸収しやすくなるので、脇まわりがゆったりとした風通しの良い洋服だと汗をかいても気付かれにくいです。また、綿素材は汗を吸収しやすく汗ジミが目立ちたやすいため、ポリエステルやメッシュ素材のものがおすすめです。Tシャツのカラーだとグレーやブルーなどの色味が入ったものは目立ちやすく、黒や白は目立ちにくい傾向にあります。 脇汗のせいで好きな色の服が着られない…というお悩みもよく聞きます。 上にカーディガンやジャケットを羽織っておけば脇汗の服のシミが、外からはほぼ見えないでしょう。脇から汗をかいていることを人に見られないと思うと、少しは気が楽になりますよね。

脇汗パッドやパッド付きインナーを使う

好きな服を着るために活躍してくれるのが、脇汗パッドです。 脇に直接貼ることのできるシートなのでシートを貼っておけば、ぴったりとした服も着やすくなります。こちらの商品は、ロールタイプなので自分で好きな大きさに切って脇に貼り付けられるのが便利ですね。 ただ、お肌に直接貼り付けるので湿布などでかぶれたことがある、またはお肌が弱い方は注意が必要です。使用前に二の腕の内側にパッチテストをして、24時間以内に剥がして赤身やかぶれがなければ大丈夫です。なお、脇に貼るのでムダ毛などがあると剥がすときに痛くて大変になるので、貼る前日に脇毛の処理をしておくことをおすすめします。

良質な睡眠を取る

緊張して出る汗の原因のひとつに「自律神経の乱れ」が挙げられます。 良質な睡眠をとることで、交感神経と副交感神経のバランスが整いやすくなります。夜更かしをしてしまう習慣のある方は、なるべく早めに寝ることを心がけて睡眠時間を確保しましょう。体と心を休めることは、まず何よりも大切です。

・寝る3時間前には夕食を摂る

食べたものが消化されるのに、だいたい3時間ほどかかります。お腹いっぱいの状態よりも、ある程度消化されてから眠るほうが睡眠の質が良くなります。 そのため、寝る時間を決めて逆算し、夕食を摂るようにしましょう。帰宅が遅くなったり、食事時間が遅くなる場合は、なるべく消化の良いものを心がけてみてください。

・ぬるめのお風呂や半身浴

熱いお風呂は交感神経を刺激するため、朝風呂なら熱めでもOKですが夜はややぬるめのお湯にゆっくり浸かることで副交感神経を働かせ、リラックスしやすくなります。冬場は寒いのでまず肩まで浸かって温まってから半身浴をするのがおすすめです。 お気に入りのアロマの香りのボディソープやシャンプーで香りによるリラクゼーションもいいと思います。お風呂から出て30分から1時間の体が温まった状態で、ベッドに入ると良いでしょう。寝るときにスマホを見たり、難しい本を読んでしまうと、また交感神経を働かせてしまうので、リラックス状態をさまたげることはしないようにしましょう。

・日中の昼寝や休憩もOK

日中に眠気を感じてきたら、無理をせず昼寝をするのも効果的です。ぐっすり眠るのではなく眠っても15分~30分程度、また横になっているだけでもいいです。30分以上寝てしまうと逆に夜眠れなくなる場合もあるので注意が必要です。

バランスの良い食生活

睡眠と合わせて気を付けたいのが食生活。食生活が偏ると肥満や体脂肪の増加にもつながり、皮下脂肪が多くなると発汗しやすくなってしまいます。カフェインの摂りすぎや辛いものは交感神経を刺激するので、なるべく控えたほうがいいです。カフェインであればコーヒーや紅茶を1日1~2杯ならOKですが、寝る前には避けてください。野菜や大豆製品を、普段の食事になるべく取り入れると良いでしょう。

【体臭・ワキガ・発汗対策】デオドラントバームをご紹介

いい匂いにするには、まずは自分が気になる体臭ケアから始めましょう

汗の臭いが気になる本格的な夏に向けて、男性の皆さんに緊急調査しました。

「異性の体臭が最も気になるのはどんな時ですか?」の質問には、交通機関48%、職場やMTG44%と、密着度が高い状態で気になることが判明しました。

82%の人が他人のニオイが気になって不快感を感じています。意外と自分ではクサイかどうかってわからないですよね。
「でも何を使ったらいいか分からない…。」

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まず、医薬部外品として、ワキガ、皮膚汗匂、制汗と効果効能が認められているアイテムなんです。

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